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実際どうなん?島村楽器オリジナル『CoolZ』

こちらではご無沙汰しております!塚越雄一朗です。

つい先日、島村楽器オリジナルブランド『CoolZ』の、ZST-1Rというモデルの3TS(スリートーンサンバースト)カラーを購入しました。録音用にピッチ感の綺麗なものをと探しておったところピンときたものですが、やはり楽器店オリジナルモデルという事で品質やブランドイメージについての懸念もちらほら。そもそもブランド名がダサいのよ!というところはさておき(ちなみに某掲示板では「クール爺」とのスラング表記があったりとか)、実際のところどうなの?いいの?わるいの?という事でちょっと写真混じりに使用感をば。
先ずは各部についてみてゆきます。

CoolZ ZST-1R

写真左側がそれ。パッと見非常にオーソドクスなストラトキャスタータイプのシェイプです。なお写真では判り難いですが、ピックガートのカラーはホワイトではなくホワイトに近いミントグリーン。
島村楽器オリジナルとはいえど実際に製作に当たっているのは国内は長野県松本市にある『フジゲン』というギタークラフト。木材の加工や塗装技術に定評があり、国内外問わぬOEM受託のみならず自社製品もラインアップしているメーカーですからコアなファンが多く存在します。

CoolZ ZST-1R

ペグは同じく長野県松本市に存在する『GOTOH』社製。国内大手のゴールドパーツブランドです。形状はクルーソンタイプ。ちなみにパーツとして単品で買うと結構高いんですよ。

CoolZ ZST-1R

ブリッジというかトレモロユニットはフェンダージャパン製ストラトと同型。スペックによれば型名も「TP-S5D/CR」との事なので、フェンダージャパンブランド名義で単品売りされている同名パーツそのものなんですかね。ちなみにその場合価格は\8,000程度と、ここにも結構お金がかかっている事が判ります。

CoolZ ZST-1R

ナットは牛骨、贅沢ですね。そしてヘッドには『CoolZ』とのロゴあり。しかしこのネーミングセンスはどうなんでしょうw なんでもこのCoolZ名義の更に上位には『HISTORY』ブランドとしてのラインアップがあり、元々CoolZはそのラインアップ中特定クラスのモデル総称名だったりとか。例えるならばそれこそフェンダーであればアメデラとかアメスタとかハイウェイワンとかそんな。それをブランドとして独立させたとの事。
ちなみにロゴ横の細かい文字ですが、「Make You Creative」だそうで。個人的にこれは無くてもいいんじゃないかと思いますw


次にこのギターならではの仕様について。

CoolZ ZST-1R

といいつつこのギターならではというかこの場合フジゲン製モデルならではという言い方が正しそうですが、CFS(サークルフレッティングシステム)を搭載してます…なんて書くとなんかハイテクな電子部品がついてますみたいなイメージで伝わっちゃいそうですがその実そういうんではなく、ようはフレットがストレートではなく少し湾曲してるんですよ。
写真はおろか目視でも判り難く、定規を当ててやっと判るくらいに大きなRなのですけど、これがある事によってナットからの距離が全弦一緒になるんですね。特にはハイフレット側での、弦間のピッチ誤差が無くなると同時に良好なサスティンが得られるというのが一般的な売り文句です。所感については後程。

また、フレットや指板の両端を丸く仕上げる加工がなされています。これと指板の適切なシーズニングが伴えば、長期に渡りバリ(指板よりもフレットが出っ張り、左手のスライド時に「いててて!」となる状態)が出ない、良質な状態が保てるというわけです。

CoolZ ZST-1R

所謂「ヒールカット」です。ヒールの角を落としハイポジの弾き易さを上げようというヤツですね。この形状にあわせ、プレートも変形型のものが付いています。通常のジョイントと比較すれば支点がズレているわけなので、強度や長期使用に際したネックへの影響を懸念する声もあります。

DSC00163.jpg

ピックアップのポールピースにかなりの凹凸をもたせてあります。弦間の音量バランス調整を意図したものですね。ちなみにピックアップについてブランド標記はありませんが、本体及びペグと同じく長野県松本市にあるOEMメーカーで製作しているかもしれない、或いは海外製かもしれない(国内よりも技術が勝るので)、という噂。


さてさて、最後に一番大事な使用感。ここは箇条書き。


■良い点

・塗装が綺麗。

・適度で心地いい重量感。

・ピッチがとても良い。抑弦時の力加減やチューニングについてあまり気を使う必要がない。

・同様に和音の響きが綺麗。

・音の減衰が自然。サスティンはある方だけど、作為的に伸びている感じは一切しない。

・ネック、指板の指触りが柔らか。

・全体的にタイトでアタックの鋭い、直球でストラトらしい出音。オケ中でとても映える。

・リア側での歪みのかかり具合が良い。美味しいところを上手く拾ってくれる。


■今ひとつな点

・ブランド名がダサい。横の細かい文字もちょっと恥ずかしい。

・フレットの大きさからか、或いはナットの溝の関係なのか、割とビビリやすい。

・ポールピースの凸部分がたまにピックに当たり、「カツッ」という痛いノイズが混入する。

・指板とフレット加工の関係で、1弦が(指板から)落ちやすい。

・チョーキングビブラートの振れ幅が、CFS非搭載モデルに比べてほんの若干小さくなる印象。


以上!実演上ではいつでも信頼のおける良いギターだと思いますよ。
録音には絶対向いてるんじゃないかなと。ともあれ末永く働いてもらいませう!
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coolz

初めまして。私もcoolzのテレキャス使ってます。確かに1弦落ちやすいですよね。ビビりやすいのも同意。サスティーンは弱いかな。コストパフォーマンス考えると、素晴らしいギターだと思います。

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