TASCAM FW-1082
一昨日の夜明け!
さてさて。
コントロールサーフィスが欲しかった僕は、
先日中古屋でTASCAMのFW-1082を安く見つけてしまいました。
しかし予算が無かったので見送るつもりでいたのですが、
自宅に帰ってみると色々不要なものが目に付きまして(笑
結局それらを売ったオカネで買ってしまったという。
ちなみにこんなブツです。
TASCAMといえば随分とお世話になっていないメーカーです。
もう随分と前にDATレコーダーを買ったのが最後かな?
こうして見てみるといかにもタスカム(ティアック)らしいというか、
黒基調で丈夫そうなデザインはずっと変わらないですね。
以下レポをば。
コイツはDAWのコントロールサーフィスと、10in4outのオーディオIFの機能を兼ねるもの。
出たの自体はかなり前ですし、中古でなくとも比較的安めの機材ですから気になってた方割と多いんじゃないでしょかね~。
接続はIEEE1394で、やはりTI社製のチップとの相性が良いと巷では云われている様です(但しメーカーによれば相性確認はしていないとの事)。うちではVIAのチップ及びTIチップ双方で比較してみましたが、やっぱTIチップで動かした方が幾分安定してるかな?といった感じ。
■コントールサーフィスとして
難点としてはフェーダー軽すぎ!というとこくらいで他はとても優秀だと思います。
キューベやヌエで動かす上ではMackieControl互換デバイスとして認識させるのですが、本体にはちゃんとCubase/Nuendoのネイティブ動作モードが付いてるので設定は至って簡単ですし、自分でやるとこといえばファンクションキーに幾つかの機能を割り当てる事くらい。
「SHIFT」キーや「SET」キー、或いは「REC」キーとの同時押しで多くの機能へのアクセスが出来るので、一度手癖にしてしまえば作業効率はかなり上がるのではないでしょうか。
これはトランスポートセクション。
マウス操作だと先ず使わない早送り/巻き戻しも、押しやすいところに配置されていると結構使い道があるものですね。画像上で見えている機能の他にもアンドゥやリドゥ、セーブやロード、マーカーの配置、ループのON/OFF、又設定によってはループ範囲の調整等様々な事がここで行えます。
こっちはEQ/AUXセクション。
キューベ系列では各chのパンニング、及び備え付けのEQ及びAUXセンド(ネイティブにはFXセンドといいますが)状況の調整がここで行えます。
個人的に便利だなと思うのはやはりEQへのアクセスで、4band全てのON/OFF、ゲイン、帯域、帯域幅の調整を行えるというのは実際に助かります!
幾つかの機能へのアクセスはやはりSHIFTキーとの兼ね合わせになるんで覚えるまで少し面倒ですけどね~。
■オーディオIFとして
元々がPCI接続のものと比較すればレイテンシやPCの負荷こそ劣りますが、それでもASIOドライバ上での動作はなかなかのものだと思います。打ち込みに際してはバッファ128でレイテンシが入力出力それぞれ3/4ms程度。ミックス等高負荷な作業をする際にはレイテンシの問題はあまりなくなりますので、PCの負荷をみつつ上げれるだけ上げる様な感じ。
音質についても硬過ぎない程度に硬く、ガッツもあり、解像感も割と良いのでコストを考えれば充分に良い感じ。但しS/N比にはごく多少ですが難もあり、アナログのIN/OUT双方で高周波ノイズが乗っています。出力については本体に充分な音量があるので「MONITOR」ツマミの下げ具合で対処出来ますが、入力に関しては音を出す機器の出力ゲインにもよりますから実質少し難しい部分が出てくるかもしれません。
マイクプリはもう(失礼ながら)オマケ程度といった感じで、コシもあまり無ければ音量も無いのでよほどハイゲインなコンデンサーマイクでも使わない限り難はありありといった感じ。まあIF備え付けのマイクプリには基本的にあまり期待はできないですけどね(苦笑
という感じで難点は色々とあるものの、ASIO用のデバイスとしては一定水準以上を満たしていると思います。
但し一つ大きな落とし穴が!
WDMが最高にヘタレです(爆
win標準のSEでさえ随分と遅れますし、他にもサンプリングレートがおかしくなったり、DAW起動時にはWDMの再生が何故か片chのみになったりともう大変な騒ぎ。
これではダメだ!という事でうちではWDM動作時にとても優秀なESP1010という、パソ自作派には結構お馴染みのエゴシス製型落ちオーディオIFをWDM再生用として用い、そいつのコアキシャルアウトからFW-1082にインプットし常時モニタするという形で対処しました。
これならばWDM/ASIO同時使用による負荷もハケられますからミックスやファイルの書き出し時にも安心!
あともう一つ難点があるのがMIDI。一応最新のファームウェアを当てる事で安定性が向上するらしいのですが、実際に動かしてみると旧世代のMIDIインターフェイスかよという程に不安定です(笑
なのでうちはMIDIについても安定感抜群のESP1010の方に任せました。
■纏め
・コストパフォーマンスが高く概ね優秀だがダメなとこも多い
・タスカム好きには絶対オススメ
・一台完結はやめたほうがいいかも
・扱いは自己責任で!
以上~。
さてさて。
コントロールサーフィスが欲しかった僕は、
先日中古屋でTASCAMのFW-1082を安く見つけてしまいました。
しかし予算が無かったので見送るつもりでいたのですが、
自宅に帰ってみると色々不要なものが目に付きまして(笑
結局それらを売ったオカネで買ってしまったという。
ちなみにこんなブツです。
TASCAMといえば随分とお世話になっていないメーカーです。
もう随分と前にDATレコーダーを買ったのが最後かな?
こうして見てみるといかにもタスカム(ティアック)らしいというか、
黒基調で丈夫そうなデザインはずっと変わらないですね。
以下レポをば。
コイツはDAWのコントロールサーフィスと、10in4outのオーディオIFの機能を兼ねるもの。
出たの自体はかなり前ですし、中古でなくとも比較的安めの機材ですから気になってた方割と多いんじゃないでしょかね~。
接続はIEEE1394で、やはりTI社製のチップとの相性が良いと巷では云われている様です(但しメーカーによれば相性確認はしていないとの事)。うちではVIAのチップ及びTIチップ双方で比較してみましたが、やっぱTIチップで動かした方が幾分安定してるかな?といった感じ。
■コントールサーフィスとして
難点としてはフェーダー軽すぎ!というとこくらいで他はとても優秀だと思います。
キューベやヌエで動かす上ではMackieControl互換デバイスとして認識させるのですが、本体にはちゃんとCubase/Nuendoのネイティブ動作モードが付いてるので設定は至って簡単ですし、自分でやるとこといえばファンクションキーに幾つかの機能を割り当てる事くらい。
「SHIFT」キーや「SET」キー、或いは「REC」キーとの同時押しで多くの機能へのアクセスが出来るので、一度手癖にしてしまえば作業効率はかなり上がるのではないでしょうか。
これはトランスポートセクション。
マウス操作だと先ず使わない早送り/巻き戻しも、押しやすいところに配置されていると結構使い道があるものですね。画像上で見えている機能の他にもアンドゥやリドゥ、セーブやロード、マーカーの配置、ループのON/OFF、又設定によってはループ範囲の調整等様々な事がここで行えます。
こっちはEQ/AUXセクション。
キューベ系列では各chのパンニング、及び備え付けのEQ及びAUXセンド(ネイティブにはFXセンドといいますが)状況の調整がここで行えます。
個人的に便利だなと思うのはやはりEQへのアクセスで、4band全てのON/OFF、ゲイン、帯域、帯域幅の調整を行えるというのは実際に助かります!
幾つかの機能へのアクセスはやはりSHIFTキーとの兼ね合わせになるんで覚えるまで少し面倒ですけどね~。
■オーディオIFとして
元々がPCI接続のものと比較すればレイテンシやPCの負荷こそ劣りますが、それでもASIOドライバ上での動作はなかなかのものだと思います。打ち込みに際してはバッファ128でレイテンシが入力出力それぞれ3/4ms程度。ミックス等高負荷な作業をする際にはレイテンシの問題はあまりなくなりますので、PCの負荷をみつつ上げれるだけ上げる様な感じ。
音質についても硬過ぎない程度に硬く、ガッツもあり、解像感も割と良いのでコストを考えれば充分に良い感じ。但しS/N比にはごく多少ですが難もあり、アナログのIN/OUT双方で高周波ノイズが乗っています。出力については本体に充分な音量があるので「MONITOR」ツマミの下げ具合で対処出来ますが、入力に関しては音を出す機器の出力ゲインにもよりますから実質少し難しい部分が出てくるかもしれません。
マイクプリはもう(失礼ながら)オマケ程度といった感じで、コシもあまり無ければ音量も無いのでよほどハイゲインなコンデンサーマイクでも使わない限り難はありありといった感じ。まあIF備え付けのマイクプリには基本的にあまり期待はできないですけどね(苦笑
という感じで難点は色々とあるものの、ASIO用のデバイスとしては一定水準以上を満たしていると思います。
但し一つ大きな落とし穴が!
WDMが最高にヘタレです(爆
win標準のSEでさえ随分と遅れますし、他にもサンプリングレートがおかしくなったり、DAW起動時にはWDMの再生が何故か片chのみになったりともう大変な騒ぎ。
これではダメだ!という事でうちではWDM動作時にとても優秀なESP1010という、パソ自作派には結構お馴染みのエゴシス製型落ちオーディオIFをWDM再生用として用い、そいつのコアキシャルアウトからFW-1082にインプットし常時モニタするという形で対処しました。
これならばWDM/ASIO同時使用による負荷もハケられますからミックスやファイルの書き出し時にも安心!
あともう一つ難点があるのがMIDI。一応最新のファームウェアを当てる事で安定性が向上するらしいのですが、実際に動かしてみると旧世代のMIDIインターフェイスかよという程に不安定です(笑
なのでうちはMIDIについても安定感抜群のESP1010の方に任せました。
■纏め
・コストパフォーマンスが高く概ね優秀だがダメなとこも多い
・タスカム好きには絶対オススメ
・一台完結はやめたほうがいいかも
・扱いは自己責任で!
以上~。
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デモ音源+α祭り
僕は楽曲をつくるに当たたり、手始めに仮メロ、ピアノ、そしてリズムトラックのみの編成の簡素なデモを作成します。
その後キーの調整や細かな変更諸々を加えた上で肉付けしてゆくのですが、そうすると元々のデモとは随分と雰囲気が変わってきたりします。
という事で本日はNanosizeMir曲をメインに、
既存曲のデモやボツ音源等(むしろこっち)をUP!
音圧バラバラですがご容赦ーー。
■demo19 (小さなせかいOP~愛しき我が子よ)
当初この2曲ってひと纏まりに扱っていたのです。
そのノリでのこの繋ぎなんですが、既存の「愛しき我が子よ」と比べると方向性そのものが少し違い、パーカッシブに纏めようとしていたみたいっす。これはこれでよかったのかもな~なんて。
■demo14
ネットでも公開してた「きみは風」がdemo13でしたから、これはその次という事でアルバム用のトラックだった様です(既に忘れてきてる)。雰囲気的にバラードですが確かアルバム冒頭辺りに入れようと考えていたので、先に繋げていける様な明るめの曲調になっています。しかし「これあんま面白くない」ということでボツに(笑
■demo4の速いバージョン(僕のヘタレ歌入り)
歌についてはスイマセンwww
demo4というのは「絶対視点」の事で、ナノの一発目ですからテンポ感に結構迷ったのだと思います。結果的にスローにし、次につくった「青空の記憶」でアップテンポをやったのですが、そうしようという風に割とすぐ決まったので完全なチョイネタ音源と化してしまいました。
■demo2
demo4が絶対視点ですからこれはそれよりも手前で、まだNanosizeMirの方向性自体が決まってない頃にちょっとつくってみた的なものだったと思います。この雰囲気のバッキングに言葉遊び的な歌詞を乗せようみたいな話をした記憶が。しかし今聴くと結構地味な曲調ですね~。
■demo1
るなちとユニットをやろう!と決めて先ずつくってみたデモです。冒頭がとってもクィーン(笑
でも曲中の方向性はいかにも今のナノっぽい感じなので、少し趣向を変えていつかリメイクする事もあるかもっす。ちなみに明るい曲調ですが当初のテーマは「雨」で、『小さなせかい』中の「梅雨前線」の歌詞の様なイメージを、よりポップに歌うつもりでした。
ちなみにこう並べてくるとdemo3が出ていませんが、そいつに関しては僕もるなちもお気に入りなのでピコミールの方で今後やると思うのです。「アルバムの冒頭に入れようか~」なんて話してたりとか。
■ピコミールのdemo3
これは「ピコミール」としてのdemo3なので、上で書いたナノのdemo3とは異なるもの。割と人気があった「フリッパー」のデモ音源なのです。しかしこれまずいことにこっちの方が格好いいじゃんっていう(爆)
こっちの雰囲気の方が海というか水の中っぽいイメージが出てる様な気がするかも?
既存の「フリッパー」はかなりロック寄りにしましたから、これからピコをアルバムとして纏める上では音色に統一性を図る為にもリアレンジした方がいいのかもですね~。
---------以下番外編---------
■kamosida demo1
歌い手見習いの鴨志田さんというのが僕の身近におりますが、これは彼女用の楽曲です。スタンダードナンバーの様な雰囲気ですが鴨志田さんは椎名林檎系のヒネた(?)歌い回しが得意なので、そんなニュアンスがイメージでした。
時間的な都合上なかなか形になりませんがそのうちGrooveboxサイト上で公開出来るかも?
---------以下ネタ曲---------
■メッセのSEをコラージュ
冒頭の「ポコペン!」で「あ、メッセきた」と思ってしまった方は引っ掛かってますwww
MSNメッセ(今はライブメッセか)のSEをコラージュしたネタ曲。がぶさんとメッセしてた時につくったんでしたっけ。
あ、Nanoの次曲がきっともうじき完成しますよ!
んではまたー!
その後キーの調整や細かな変更諸々を加えた上で肉付けしてゆくのですが、そうすると元々のデモとは随分と雰囲気が変わってきたりします。
という事で本日はNanosizeMir曲をメインに、
既存曲のデモやボツ音源等(むしろこっち)をUP!
音圧バラバラですがご容赦ーー。
■demo19 (小さなせかいOP~愛しき我が子よ)
当初この2曲ってひと纏まりに扱っていたのです。
そのノリでのこの繋ぎなんですが、既存の「愛しき我が子よ」と比べると方向性そのものが少し違い、パーカッシブに纏めようとしていたみたいっす。これはこれでよかったのかもな~なんて。
■demo14
ネットでも公開してた「きみは風」がdemo13でしたから、これはその次という事でアルバム用のトラックだった様です(既に忘れてきてる)。雰囲気的にバラードですが確かアルバム冒頭辺りに入れようと考えていたので、先に繋げていける様な明るめの曲調になっています。しかし「これあんま面白くない」ということでボツに(笑
■demo4の速いバージョン(僕のヘタレ歌入り)
歌についてはスイマセンwww
demo4というのは「絶対視点」の事で、ナノの一発目ですからテンポ感に結構迷ったのだと思います。結果的にスローにし、次につくった「青空の記憶」でアップテンポをやったのですが、そうしようという風に割とすぐ決まったので完全なチョイネタ音源と化してしまいました。
■demo2
demo4が絶対視点ですからこれはそれよりも手前で、まだNanosizeMirの方向性自体が決まってない頃にちょっとつくってみた的なものだったと思います。この雰囲気のバッキングに言葉遊び的な歌詞を乗せようみたいな話をした記憶が。しかし今聴くと結構地味な曲調ですね~。
■demo1
るなちとユニットをやろう!と決めて先ずつくってみたデモです。冒頭がとってもクィーン(笑
でも曲中の方向性はいかにも今のナノっぽい感じなので、少し趣向を変えていつかリメイクする事もあるかもっす。ちなみに明るい曲調ですが当初のテーマは「雨」で、『小さなせかい』中の「梅雨前線」の歌詞の様なイメージを、よりポップに歌うつもりでした。
ちなみにこう並べてくるとdemo3が出ていませんが、そいつに関しては僕もるなちもお気に入りなのでピコミールの方で今後やると思うのです。「アルバムの冒頭に入れようか~」なんて話してたりとか。
■ピコミールのdemo3
これは「ピコミール」としてのdemo3なので、上で書いたナノのdemo3とは異なるもの。割と人気があった「フリッパー」のデモ音源なのです。しかしこれまずいことにこっちの方が格好いいじゃんっていう(爆)
こっちの雰囲気の方が海というか水の中っぽいイメージが出てる様な気がするかも?
既存の「フリッパー」はかなりロック寄りにしましたから、これからピコをアルバムとして纏める上では音色に統一性を図る為にもリアレンジした方がいいのかもですね~。
---------以下番外編---------
■kamosida demo1
歌い手見習いの鴨志田さんというのが僕の身近におりますが、これは彼女用の楽曲です。スタンダードナンバーの様な雰囲気ですが鴨志田さんは椎名林檎系のヒネた(?)歌い回しが得意なので、そんなニュアンスがイメージでした。
時間的な都合上なかなか形になりませんがそのうちGrooveboxサイト上で公開出来るかも?
---------以下ネタ曲---------
■メッセのSEをコラージュ
冒頭の「ポコペン!」で「あ、メッセきた」と思ってしまった方は引っ掛かってますwww
MSNメッセ(今はライブメッセか)のSEをコラージュしたネタ曲。がぶさんとメッセしてた時につくったんでしたっけ。
あ、Nanoの次曲がきっともうじき完成しますよ!
んではまたー!